食べるとブクブク太る!?ダイエット中にNGな食べ物

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ダイエットには食事の改善が必要不可欠。好きなものを食べたいだけで食べていては、目標となる細く美しい身体は手に入らないですよね。では、どんな食事を食べてはいけないのか、控えるべき食べ物を紹介しましょう。

揚げ物

とんかつや唐揚げなど、油で揚げた食べ物はついつい食べたくなってしまいますが、ダイエットにはふさわしくないのがネック。体脂肪が身体に蓄積されやすいため、控えるべきもの筆頭です。

炭水化物やタンパク質は1g当たり4kcalですが、脂肪は1g当たり9kcal。じつに2倍以上です。しかも揚げ物は大量に油を使用するため、カロリーが高くなりがち。

とはいえ、揚げ物を完全に絶とうとするとかえってストレスになります。そこで、食べ方を工夫するのも一つ。食物繊維は脂肪の吸収を抑える効果があるため、食物繊維が豊富な食べ物と一緒に摂取するのがいいでしょう。たとえば、野菜やきのこ、こんにゃく、海藻、ひじきなどがオススメ。できるだけ食べるのは控えつつ、食べるときは食べ方を意識して変えてみてください。

ファーストフード

ハンバーガーやチキンなど、ファーストフードも食欲をそそる食べ物ですが、やはりダイエットの大敵。多量の油を使用してつくられるため、カロリーが高くなりがちです。また、美味しさの秘訣ともなっている味の濃さも危険。味が濃いということは塩分量の高さを示すため、むくみの原因にもなります。

もしファーストフードを食べる場合は、フライ系の商品を避けましょう。揚げていなければヘルシーなので、ダイエット中でも影響が出にくいです。ポテトはなるべく控えた方がよさそうですね。

また、サイドメニューのサラダを一緒に食べれば、食物繊維を補うこともできますし、余計にファーストフードを食べずに野菜で摂取量を抑えることもできます。

ジュース

ファーストフードとも一緒に摂りがちなジュースですが、これもダイエットには不向き。コップ1杯のオレンジジュースを作るには、なんとオレンジ数個分を使っているそうです。にもかかわらず、本来のオレンジから摂れるはずの食物繊維は取り除かれているため、糖分を大量に摂取してしまうことになります。

さらに、ジュースを甘くするために使われているフルクトースという果糖は、なんと満腹感を感じる機能を鈍らせてしまうのだとか。つまり、ダイエット中にもかかわらず食べる量が増えかねないのです。

また、果物のジュースだけではなく、ソフトドリンクもやはり控えた方がいいでしょう。人工甘味料入りの飲み物は糖分が多いだけでなく、食欲をアップさせてしまう恐れがあるため、ダイエットをしているのに本末転倒。

日常的にジュースを飲んでいる方は、基本的には水を多くの飲むように切り替えてください。また、カロリーゼロで満腹感を得やすい炭酸水もダイエット中にはオススメです。

加工食品

ソーセージやハムなど、食品に工程を加えたのが加工食品。そのため、インスタント食品やレトルト食品、お菓子、缶詰など様々なものが加工食品に含まれます。これらの多くは調味料や食品添加物が多いため、塩分や糖分、脂肪分などダイエットの敵ともいえる要素がてんこ盛りになっています。これは簡単かつ早く調理できるように手を加えられた結果なので、食事を用意する手間が省けるメリットはあるものの、ダイエットにおいてこの手の加え方はありがた迷惑といえます。

炭水化物と脂肪分が多めでカロリーが高いと、太りやすい要素がふんだんに揃っているだけではありません。着色料や甘味料、香料、防腐剤など食品添加物が多く含まれる超加工食品と呼ばれる食品を食べると、内臓機関への悪影響も懸念されてだけではなく、食欲を抑えるホルモンが増えなくなるのだとか。つまり、食べ過ぎの原因をつくってしまうのです。

超加工食品は、冷凍食品やレトルト食品、インスタント食品、スーパーなどで売られているお菓子などが該当します。ダイエット中だけでなく、基本的には食生活に取り入れないようにした方が賢明です。

スイーツ

ケーキやチョコレート菓子などのスイーツは目が離せませんよね。しかし、やはりダイエットのときは控えるべき食べ物でもあります。砂糖や生地に使われるバターを多量に使用したスイーツは糖質と脂質たっぷり。また、生クリームなどの乳製品も多く使われているため、脂質が多くなりがち。ほかにも、キャラメルは砂糖の量が多いですし、チョコレートも糖質と脂質の塊。

とはいっても、スイーツが大好きな人にとってはガマンすること自体が辛いもの。そこで、脂質の少ないケーキを選ぶように心がければダイエットの妨げになりにくいです。たとえば、シュークリームやクレーム、プリンなどは脂質や糖質が少ない代わりにタンパク質が多く、カロリーが控えめ。ほかには、カスタードクリームを使ったタルトも同様の理由でオススメです。フルーツタルトであれば食物繊維も同時に摂取できるので、健康のことを考えてもメリットがあります。

また、ケーキが食べたいという人はチーズケーキがいいでしょう。クリームチーズがメインのため、ほかのケーキと比べて砂糖や小麦粉の量を抑えられるのです。その結果、炭水化物や糖分が比較的少ないので、チーズケーキを選択肢に取り入れてみてください。

ダイエット中は過度にガマンしないで控えよう

今回紹介した食べ物は、ダイエット中には控えた方がいいものばかりです。しかし、好物なのに完全に遮断してしまうと、ストレスになってダイエットが思うように進まなくなることも。

ダイエットは摂取カロリーと消費カロリーの関係で決まるため、消費カロリー以上に摂取しなければこれらの食べ物を食べても極端に言えば太りません。そのため、できるだけ控えるようにして自分へのご褒美をあげるときに食べるなど、うまくダイエットと付き合っていってください。